Kirppis(キルッピス)始めます
この度、kuun kotiで初めて物販を行うことになりました。沢山の気持ちをのせて取り組んだので、少し想いを綴らせて頂きたいと思います。
とても思い入れの強い第一弾のコラボにお声がけさせて頂いたのは、ドライフラワーを手掛けるmarque-page(マルクパージュ)のSHIORIさん。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、100人隊でご活躍されていたORIさんです。私は彼女の紡ぐ真っ直ぐな言葉や彼女の感性が放たれる作品の大ファンでした。物販を始めたいと思った時に、私の頭に真っ先に浮かんだのは彼女でした。
【物販への想い】
素敵でサスティナブルな既存アイテムを販売することも出来るけれど、それはkuun kotiらしくない気がしていました。物販を始めたいなと思った一番の理由は、誰かの「はじめたい!」の手助けがしたいと思ったから。女性は人生での選択肢が多い一方で、多いが故に苦労することもある。結婚や出産を機に仕事を辞めたり、いざ何か始めたいなと思った時は、復職への壁があったり、育児で手が回らなかったり、何から始めていいか分からなかったり。チャンスだけでも良い、とにかくそんな風にもがく誰かの自己実現のお手伝いが出来れば。。もちろんSHIORIさんはご自身できちんとご活躍されていますが、彼女が誰かの希望になったら素敵だなと思ったのです。
2つ目の理由は、いずれ売上の一部を女性や子供の支援、障害のある方への支援、保護動物の支援など、社会的弱者のために使えたら良いなと思ったのです。理不尽な会社が私腹を肥やす時代はもう終わり。あるべき姿でお金が還元される社会を目指して。循環する社会を目指して。
【お花への想い】
四季折々で私たちに喜びを与えてくれるお花。芽が出て花が咲き枯れてゆく、その移ろいが女性の移ろいに似ていると思ったのです。枯れることが最後ではなく、彼らは種を付け、新しい生命を生み出す。そしてまた誰かに喜びを与えてくれる。そんな姿が女性そのもののような気がしたのです。
同じ種類のお花でも表情はみんな違うし、季節によって見せてくれる表情も違う。人間だって、みんな違ってそれで良い。ありのままで美しいんだって、お花を通して皆様にお伝え出来たら良いなと思っています。
【ドライフラワーへの想い】
瑞々しい生花も大好きだけれど、正直ズボラな私は彼らのケアまで手が回らないこともある。そのくせ、元気がなくなってしまうととても悲しくなってしまう。どんな人にも楽しんでもらいたいと思ったことと飾る場所やアレンジの幅が生花より広いかなと思いドライフラワーを選びました。ドライ特有の成熟した、けれども主張しすぎない落ち着いたカラーも好きで、生花を飾るのが好きな方にも楽しんで頂けることを願っています。
Kirppisのはじまり、はじまり〜
Kirppisはフィンランド語でフリーマーケットやポップアップショップや蚤の市というような意味。kuun kotiの物販サイトは期間限定サイトです。定期サイトにしない理由は、本当に誰かのためになるものや環境に配慮したものを厳選して販売したいと思ったからです。そういったモノは毎月出会えるモノではないし、作り手の方の感性も尊重したい。一生懸命頑張りますので、楽しみに待っていて頂けると嬉しいです。
さて、kuun kotiの物販サイトの名前「Kirppis(キルッピス)」。セカンドハンドを販売する訳ではないけれど、モノを大切にするフィンランド人のマインドが大好きだし、アップサイクルも意識的に取り入れていきたい。「アップサイクル」とはモノを再利用やリユースするだけでなく、不要なモノに有用性を見出して新しい価値(ストーリー)をつけること。要らないかもしれないものに命を吹き込む取り組みもしたい。
そして何より、宝探しみたいなマーケットのワクワク感をご提供できるようなショップでいたいなという想いから名付けました。
いよいよ、新しいkuun kotiの始まり。この一歩が誰かの一歩になるように頑張っていきたいなと思います。
0コメント