お洋服との付き合い方
LEEを卒業して以来、お買い物がぐっと減りました。もともと必要な物しか買っていないつもりだったけれど、深層心理にやっぱり何か買わないとと私は思ってしまっていたのかなぁと思う今日この頃。改めて自分がお洋服を購入する際の基準を考えてみました。ゆっくりクローゼットを眺めてみると最近やっぱりとても好きだなと思うのはSkall studioのブラウス。
①サスティナブルなブランドを選ぶ
Skall studioはデンマークの姉妹が2014年に始めたブランド。初めはただ可愛いなぁなんて思っていただけでしたが、実はとっても優秀なブランドなのです。サスティナブルなんていう言葉が広まる随分前から、ファッションは環境と共にあるべきものという理念の元、レザーやファーを一切使わず、作り手への透明性や環境負荷を考えて立ち上げられたブランド。とても上質なオーガニックコットンだから、着ていてとても気持ちが良いし、洗うほどに馴染む♡
オーガニックコットンは合成化学物質を生産時に使う通常のコットンより遥かにお水の使用量が少ない。もちろんその分手間がかかるので、値段は高いけれど、安価なオーガニックコットンは絶対に存在しないと私は思っている。安いものは合成繊維が含まれたオーガニックコットンか、生産・物流などの何処かの過程で搾取が行われているかどちらか。何事も安いなりの理由がある。
もし私のように少しガーリーなものが好きで(この歳でまだ好きで大丈夫なのか?!)、次のお買い物はサスティナブルな選択をしたいなという方におすすめのブランドです☺︎
リボンなんて付いていて結構甘いのですが、小物を甘くないものにしたら意外と大丈夫♡(だと思っている。。)
②アウトドアブランドを選ぶ
でも子育て世代でそんな高価なものを公園遊びに着られないわ!という方は(私)、いっそのことアウトドアブランドのお洋服を!アウトドアブランドは環境に配慮した会社が多いし、使わない物を引き取ってくれる会社も多い。何よりアウトドア用だから、耐久性もあるしガシガシ洗える。もう今日は泥まみれ、落ち葉まみれになりますなんていう日にはもってこい。意外と髪型を綺麗目にして、耳元にパールでも纏ったら、そこまで酷い格好にはならない気がする。
③ヴィンテージを選ぶ
都会でアウトドアブランドばかり着られないわ、という方はヴィンテージをチョイスしては如何でしょうか?ヴィンテージのお洋服って『現代に至るまで残っている=上質な生地または強い生地』なことが多い気がします。リネンやコットンを使っているヴィンテージのお洋服は何度洗ってもへっちゃらだし、そもそもヴィンテージだから汚れても気にせずガシガシ洗える。
このトップスも綺麗なタックが入った厚手のコットン素材。
でも後ろは真ん中にホックが一つあるだけで、ぱっかーん!中にピンクのインナーを着たりレースにしたりボーダーにしたりと楽しむことが出来ます。
ヴィンテージのお洋服って個性的なデザインが多いし、同じものが無い一期一会なところも魅力的♡
ただし、気をつけて欲しいのは、新品を購入するより安いので、あのお洋服(新品)を買う値段で3枚買えるわ!なんて錯覚に陥りがち笑。ヴィンテージのお洋服も是非新品を購入する時のようにとっておきに出会えるまで待ってみて下さい☺︎そうやって買ったものはきっといつまでも大好きだから。
ドネーションは気を付けないと、誰かの土地にゴミを押し付けるだけかもしれないし、思いもよらない方法で破棄されているかもしれない。だから私は出来る限り、お洋服を買う時は、これ10年後も好きかな?なんなら娘も着れるかな?ウエスにした時に使い勝手がいいかな?なんて考えて、出来る限り自己完結出来るものを選ぶようにしています☺︎
購入しないのが一番かもしれないし、全部が全部うまくはいかないけれど、少しでも環境やお洋服に携わる人の力になれたらと思います。
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